軽度から重度まで歯周病でお悩みの方は、筑波口腔外科へ

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Medical Treatment Contents

歯周病低侵襲治療

歯周病検査法

パーフェクトペリオ®歯周病低侵襲検査

【1】3DCT 歯槽骨吸収検査

3DCTにより3次元的な歯槽骨の吸収程度(mmの計測)診断が可能となります。

■正常
  • 正常前歯部
    前歯部
  • 正常左臼歯部
    左臼歯部
  • 正常右臼歯部
    右臼歯部
■軽度歯周病歯槽骨吸収度が歯根長の1/3以下
  • 軽度前歯部
    前歯部
  • 軽度左臼歯部
    左臼歯部
  • 軽度右臼歯部
    右臼歯部
■中度歯周病歯槽骨吸収度が歯根長の1/3~1/2以下
  • 中度前歯部
    前歯部
  • 中度左臼歯部
    左臼歯部
  • 中度右臼歯部
    右臼歯部
■重度歯周病歯槽骨吸収度が歯根長の1/2以上
  • 重度前歯部
    前歯部
  • 重度左臼歯部
    左臼歯部
  • 重度右臼歯部
    右臼歯部

【2】位相差顕微鏡 歯周病原菌検査

位相差顕微鏡検査(3600倍)により歯周病原菌の有無・種類・量の確認をします。歯周病原菌の内毒素(LPS)による過剰な免疫応答の有無・種類・量の確認をします。

  • トレポネーマ・デンティコーラ 

  • ポルフィロモナス・ジンジバリス 

※位相差顕微鏡検査(3600倍)において、歯周病原菌の有無の確認及び内毒素(LPS)による過剰な免疫応答(好中球・リンパ球)の確認ができた時点で、歯周病と診断します。

【3】歯周病治癒診断

位相差顕微鏡検査(3600倍)にて、歯肉溝から血液を採取して、歯周病原菌及び過剰な免疫応答が顕微鏡上で確認できない状態、尚且つ高解像10倍の高倍率下において、歯肉の炎症所見が確認できない状態で「歯周病が根治した」と診断します。

従来の歯周病高侵襲検査

【1】レントゲン検査

レントゲン検査

パノラマレントゲンの為、実際には歯の残存歯数の確認ができる程度です。

※歯槽骨吸収程度の3次元的な診断はできない現状にあります。

【2】歯周ポケット測定

軽度歯周炎

軽度歯周炎
歯周ポケットが3mm以下

中度歯周炎

中度歯周炎
歯周ポケットが4~6mm

重度歯周炎

重度歯周炎
歯周ポケットが7mm以上

※歯周ポケット測定はあくまで歯周組織が破壊された後、すなわち非回復性の状態になって歯周病と診断しますので病態の発見が遅くなります。

※歯周ポケット測定をすることにより、臼歯部にしかいなかった歯周病原菌をポケットプローブという器具を通して、他の歯牙に均一に伝播して歯周病原菌を感染させている現状があります。

【3】歯周病治癒診断

歯周ポケットが3mm以下

※歯周病原菌が残存していても、歯周ポケット測定時において3mm以下の状態で「歯周病が治癒した」と簡略的に診断している現状があります。

歯周病治療法

パーフェクトペリオ®歯周病低侵襲治療

【1】パーフェクトペリオ ステリリゼイション

パーフェクトペリオ®「700ppm 次亜塩素酸 pH6.5」を用いて、高解像10倍の高倍率下の術野において、超音波スケーラー(イリゲーションチップ)を歯周ポケットに挿入して、歯周ポケット内の歯周病原菌を溶菌します。

※溶菌とは細菌の細胞壁を破裂させて、菌体内成分を溶出し、細菌の分裂増殖を担う核酸を障害させて、細菌を根本的に破壊する耐性菌が発生しない最も強力な殺菌形式となります。

  • 術前顕微鏡写真

  • 術後顕微鏡写真

  • 術前顕微鏡写真

  • 術後顕微鏡写真

※パーフェクトペリオ®を用いて、数秒以内に歯周ポケット内の歯周病原菌を溶菌している為に、生菌での菌血症(歯周病原菌が血管内に侵入すること)を最小限に抑えることが可能となります。

【2】パーフェクトペリオ スケーリング

パーフェクトペリオ®「700ppm 次亜塩素酸 pH6.5」を用いて、高解像10倍の高倍率下の術野において、超音波スケーラーによって、歯冠・歯根面の内毒素(LPS)を完全に除去します。

  • スケーリング術前口腔内写真
    術前口腔内写真
  • PPWスケーリング
    術後口腔内写真

【3】パーフェクトペリオ アブレーシブ

1)エアージェット「炭酸カルシムパウダー」を用いて、高解像10倍の高倍率下の術野において、歯冠・歯根面の粘性物質(バイオフィルム)を完全に除去します。

  • 術前口腔内写真
    術前口腔内写真
  • PPWアブレーシブ
    術後口腔内写真

2)「4.0MHzラジオ波メス」を用いて、高解像10倍の高倍率下の術野において、歯周ポケット内壁の炎症組織(内毒素)を完全に搔爬します。

  • 術前口腔内写真
    術前口腔内写真
  • PPWアブレーシブ
    術後口腔内写真

【4】パーフェクトペリオ リジェネレーション (歯周組織再生術)

歯冠・歯根面の内毒素(LPS)を完全に除去して、歯周ポケット内壁の炎症組織を完全に掻爬後に歯根と歯肉の強力な結合組織性付着の形成量を増加させ、尚且つ新生骨の形成を促進させる為、歯肉溝内にFGF(線維芽細胞成長因子)+コラーゲンを挿入して、5-0ナイロン糸にて縫合します。

  • パーフェクトペリオ治療前
    術前口腔内写真
  • パーフェクトペリオ治療後
    術後口腔内写真

【5】パーフェクトペリオ リジェネレーション (顎骨再生術)

重度歯周病による歯槽骨高度吸収を伴う抜歯症例に対し、コラーゲン+FGF(線維芽細胞成長因子)にて顎骨の再生を行います。

  • 術前口腔内写真
    術前CT写真
  • 歯槽骨再生術
    術後CT写真

※パーフェクトペリオ®治療法は重度歯周病に対しても、高解像10倍の高倍率下において、歯周ポケット内部を確実に明視できることにより歯肉を剥離することなく、歯冠・歯根面の内毒素(LPS)・粘性物質(バイオフィルム)の除去及び歯周ポケット内壁の炎症組織(LPS)を完全に掻爬することが可能となります。

従来の歯周病高侵襲治療

【1】水道水を用いて、洗い流す方法

水道水を用いて、超音波スケーラーにて口腔内の歯周病原細菌を洗い流す方法です。

    • 水道水を用いて、超音波スケーラーにて口腔内の歯周病原細菌を洗い流す方法
    • 水道水を用いて、超音波スケーラーにて口腔内の歯周病原細菌を洗い流す方法

※水道水では歯周病原菌が殺菌されていない為、1分間のスケーリングで数万単位の生菌(歯周病原菌)を血管中に送り込むことによって、多量の菌血症が発生しています。スケーリング後に歯周病原菌が心臓弁膜に付着・増殖し、バイオフィルムを形成して感染性心内膜炎の発症リスクが増ええている現状にあります。

※洗い流すことにより、一時的に歯周病原菌がある程度減少しますが、その治療は出血を伴う為に、結果的に血液成分を栄養源としている歯周病原菌は数時間単位で分裂増殖することにより、数週間で元の歯周病原菌数に戻ってしまいます。

【2】フラップ手術で不良組織を掻爬

中度~重度の歯周病と診断されますと、術者が術野を見やすいようにフラップ手術(歯肉剥離掻爬術)が行われます。この治療法はメスで歯肉を縦・横に広範囲に切開して、歯肉を剥離した後に、歯石の除去及び炎症組織の搔爬を行う歯周外科手術です。

  • フラップ手術前
    フラップ手術前
  • フラップ手術後
    フラップ手術後

※広範囲に歯肉を切開して剥離する高侵襲な手術の為、術後の辺縁歯肉の後退が著しくなります。

診療内容INDEX

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