歯周病感染症予防

予防法の違い

従来の歯周病予防法

従来のバイオフィルム破壊除去能のない「高分子低濃度抗菌剤」はこのバイフィルムの破壊除去が不能で、高分子であるためバイオフィルムを浸透できず、また低濃度であるため歯周病原細菌が10秒以内に殺菌不能でありながら、強酸性抗菌剤は洗口することにより歯が溶けるあるいは強アルカリ性抗菌剤は歯肉が溶ける危険性があり、従来の抗菌剤は体外成分であるため副作用の発生確率が多く、抗生物質は連用すると耐性菌が発生する現状がありました。

パーフェクトペリオ®予防法

パーフェクトペリオ®(PPW)とは

バイオフィルム破壊除去能をもつ「低分子高濃度次亜塩素酸」はこのバイオフィルムの破壊除去が(10秒以上30秒以内)で可能な高濃度炭酸水素ナトリウム水溶液(600ppm)を含有し、バイオフィルムを浸透可能な低分子(分子量100以内)で、10秒以内に歯周病原細菌が殺菌可能な高濃度次亜塩素酸(600ppm)でありながら、歯や歯肉を溶かさない微酸性(pH6.5)であり、次亜塩素酸と炭酸水素ナトリウムは体内成分であるため副作用の発生確率が少なく、連用しても耐性菌が発生しない口腔殺菌消毒薬を発明しました。それが「高濃度炭酸水素ナトリウム水溶液配合の低分子高濃度次亜塩素酸」です。

歯周病に関するご質問

question1

歯周病原細菌によるバイオフィルム感染症は
なぜ難治性なのですか?

歯周病原細菌は酸素が嫌いな嫌気性菌である為に、自ら菌体外多糖物質(粘性物質)を産生し、菌体表面を取り巻くことにより、バイオフィルム内を無酸素の状態に保つことによって、自らが繁殖しやすい環境になります。また歯周病原細菌の栄養源が血液成分である為、無酸素の環境と血液成分である栄養源の2つの条件が同時に整いますと、歯周病原細菌は数~数十時間単位ごとに分裂増殖できるのです。

どちらかの条件が一つでも欠けている場合には、歯周病原細菌は分裂増殖することができません。

また成熟したバイオフィルムは菌体同士を強固に結び付け、非常に密な構造体となっています。その為高分子の消毒薬や抗菌剤(分子量が200以上)はバイオフィルムを浸透できずはじかれていて、実際には歯周病原細菌にも触れていない現状がありました。

そればかりかバイオフィルム自体は抗原性が低い為に、白血球における有効な免疫応答を起こすことができない現状もあり、そのことによって歯周病が難治性である由縁なのです。

question2

歯周病原細菌によるバイオフィルム感染症の
治療予防法はあるのですか?

歯周病原細菌にも弱点がありまして、それはバイオフィルム内の歯周病原細菌も栄養を補足するために、バイフィルム表層(上層部)にウォーターチャンネルという穴を開けていて、そこから栄養源である血液成分を補足している現状があるのです。

その小さい穴を実際に通過できるのは、分子量200以内の低分子の消毒剤のみです。また歯周病原細菌が多量に存在するバイフィルム中心部(最下層部)には、さらに小さいナノチャンネルという穴があり、実際に通過できるのは、分子量100以内の超低分子の消毒剤のみです。

従来の抗菌剤の分子量は300~800の高分子となっているために、このような高分子ではバイフィルムを浸透することは不可能なのです。

しかし、パーフェクトペリオ®の殺菌主成分がHCIOである為、分子量が52の超低分子なのでナノチャンネルという小さい穴を通過し、バイフィルム最下層まで浸透殺菌することができるのです。

question3

歯周病原細菌を私たちの免疫細胞(白血球)は
撃退できているのでしょうか?

歯周病原細菌を取り巻くバイオフィルムは抗原性が低い為に、有効な免疫応答(生体防御反応)を起こすことができず、また代表的な歯周病原細菌(トレポネーマ・デンティコーラ)による免疫抑制因子によって、重ねて有効な免疫応答(生体防御反応)が起こすことができない現状にあります。

それは免疫力が活発な方であっても、トレポネーマ・デンティコーラに感染しますと、免疫抑制因子によって、免疫細胞は歯周病原細菌(トレポネーマ・デンティコーラ)を敵であると認識できず、結果的には味方であると判断して、歯周病原細菌に攻撃していない現状があるのです。

ですから、歯周病原細菌を顕微鏡検査で確認した場合は、パーフェクトペリオ®で歯周病原細菌を殺菌消毒する必要性があるのです。

question4

パーフェクトペリオ®予防法において、
毎日の使用で共生細菌(善玉菌)まで殺菌して
減らしてないですか?

パーフェクトペリオ®は歯周病原細菌・共生細菌(善玉菌)であるすべての口腔内細菌を殺菌消毒しています。なぜなら、共生細菌(善玉菌)とされている細菌は実は歯周ポケット内での歯周病原細菌の定着・増殖の手助けをしているからです。また共生細菌(善玉菌)は、血流中に侵入すれば細菌性心内膜炎の原因菌(病原細菌)になるからです。

1つ目は、実は歯周病原細菌は歯根表面に単独で付着できるアドへジン(付着因子)を持っていないのです。その為、歯周病原細菌単独では、直接歯根表面に定着することはできないのです。では、歯周病原細菌はだれを介して歯根表面の定着が可能になったのでしょうか。実は共生細菌(善玉菌)を介して、歯根表面に定着できるようになったのです。すなわち歯周ポケット内の歯周病原細菌の定着を制御する為には、共生細菌(善玉菌)は多いよりできる限り少ない方が望ましいのです。

2つ目は、共生細菌(善玉菌)が多いと歯周病原細菌が増殖しやすくなるということです。共生細菌(善玉菌)は酸素が好きな好気性菌ですので、酸素が好きな共生細菌が多くなりますと、歯周ポケット内の酸素が消費され、酸素濃度が低下します。その結果、かえって酸素が嫌いな歯周病原細菌が増殖しやすくなるのです。すなわち歯周ポケット内の歯周病原細菌の増殖を制御する為には、共生細菌(善玉菌)は多いよりできる限り少ない方が望ましいのです。

3つ目は、口腔内において歯周ポケット内に定着している共生細菌(善玉菌)であっても、歯周病治療において、歯周ポケット内の毛細血管から1分間のスケーリングで数万単位の共生細菌を血流中に送り込んでいることにより、共生細菌(善玉菌)でも血流中に侵入すれば、感染性心内膜炎の原因菌(病原細菌)になるからです。すなわち、歯周ポケット内の共生細菌の菌血症を制御する為には、共生細菌(善玉菌)は多いよりできる限り少ない方が望ましいのです。

※共生細菌(善玉菌)は一時的に無菌にしても、細菌の分裂増殖時間が数分単位で繰り返される為に、元の菌数に戻りやすい特徴があります。